鈴木還暦記念ライブ・京都編が9月に決定いたしました!
鈴木祥子還暦記念ライブ・京都編~ "女情詩歌"
日時:2025年9月7日(日)
開場 15:00
開演 16:00
於 : 京都・L'espas Elan(レスパス・エラン)
(京都市中京区聚楽廻中町40-7)
https://www.lespaceelan.com/
料金:¥8,000(tax.in.)
参加を希望される方は、タイトルを
「9/7京都」
として
①お名前
②御住所(都道府県名もお忘れなく!)
③お電話番号
④お振込口座の御名前(例:スズキショウコ)
⑤参加を希望される人数(2名さままで)
をお書きになり、
bearforestrecords@gmail.com
までメールにてお知らせくださいませ。
折り返し詳細のメールをお送り致します。
Can't wait to See You this coming summer…in KYOTO!

私の "女情"、心の "詩歌"。
—京都市左京区の、鴨川にほど近い一軒家に引っ越したのは2005年、6月の終わりのことでした。
当時の私は "惑いの40歳"(笑)。京都に住んでみたい!。。。という永年の夢が叶って本当に嬉しかった。京都で書いた曲が今の自分のインスピレーションを支えてくれている、とも思います。最初は孤独で泣いていたけれど、いろいろなひとの優しさに触れて、"生活に根を下ろす" ことを覚えたのも京都の街の空気感、適度なクールさと思いがけないあたたかさ——のおかげでした。
京都で書いた曲はFather Figure、東京で生まれた女、ローズピンクのチーク、本当は哀しい関係、5 years,/and THEN,『Sweet serenity』というアルバムのほとんどの曲ですネ。
坂本真綾さんに提供した風待ちジェット、さいごの果実、NO FEAR/あいすること、a happy ending、ユニバース。。。短いあいだに結構バラエティのある曲が生まれていて、当時の自分のワクワク感や楽しさを懐かしく憶い出します。
京都というところには歴史性のダークな面と、華やかな面がみごとに共存していて、だからこそ惹きつけられる方もきっと多いと思うのですが、女の人にとってはさらに魅力的なまちなのじゃないか。。。と思うのです。
叙情、という言葉がありますが、抒情歌、叙情詩。。。という響きには何とも日本的な、「非・欧米的なる情感」が今も生きていることを感じさせるものがあります。
私たちがこんなにもアメリカナイズ、ヨーロッパナイズされたあとでもなお、日本の文化、ってやっぱり日本の "ことば" に込められた陰影や曖昧さ、嫋やかさ、そのものだナーと思うのです。
生意気なことこの上無いですが、叙情は女情、にも通じると思っていて、女性の書いてきたことば、詠ってきたことば——いにしえの詩歌からいま、現在に途切れることなく継いている歴史があって、自分もその流れのなかに居るということ、それは書き継けるおおきな動機であり、生きてゆく力でもある——そんなふうに感じるのです。
いつも話が長くてゴメンナサイ!!2005年から20年めの秋に、京都でお目にかかれたら素敵だナ、と思うのです。—イタリアからやって来た眩いシャンデリアと、木目の鮮やかなスタインウェイの響きも美しいレスパス・エラン様で、女情詩歌(私の造語です笑。じょじょうしいか、と読みます)—を奏でてみたいのです。
まだ夏の暑さが残る9月の京都で、ぜひあなた様にお逢いできますことを——
その頃には還暦を迎えたばかりのわたくし、心から楽しみにしております! 鈴木祥子。


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