- #120
- 2024.11.09
これは4年前の2020年6月に、当時書いていた「鈴木祥子のアナログ音楽日誌」に載せた記事なのですが、読み返してみたらほぼ何も考えが変わっていない(笑)のでここにリブログ、してみたいと思います。
ツイッターに途中まで書こうとしたのですが長過ぎるのでヤメて、こちらに書きました。
America needs creation not destruction,
Corporation not contempt,
Security not anarchy,
healing not hatred,
justice,not chaos.
This is our mission and we will succeed 100% our country always wins.
トランプ米大統領の演説より、非常に印象的だった部分を書き出してみました。
—米大統領が演説やツイートで実際に発言していることと、報道とのあいだに落差があり過ぎる、と感じています。
14の時テキサス州ヒューストンの学校に通い、たった半年ですが毎朝アメリカの国旗に皆で忠誠を誓っていました。
ホームルームで毎朝、授業にゆくまえに(生徒が教科によって教室を移動するので、クラスに集まるのは朝だけなのです。)必ず全員が立ち上がって、手を上げて(右手を心臓=heartにあてて)行う "宣誓" でした。
"I pledge allegiance to the Flag of the United States of America,and to the Republic for which it stands, one Nation under God,indivisible, with liberty and justice for all."
「私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います。」
え~、私アメリカ人でも無いのに。。。と最初は凄く恥ずかしかったのですが、あの体験は法と秩序と神の前で誓う、ということを教えてくれました。
クリスチャンが少ない日本では "アメリカかぶれ" と言われそうで恐かったのですが、トランプ大統領は演説で神に言及し、聖書を倫理観の基準に置いている、常に聖書に基づいた発言をしているので、クリスチャンの自分は非常に真っ当である、というか真っ当なことしか言っていない、と感じるのです。
それが報道機関によると
「30日朝のツイートによるとトランプ氏は衝突を楽しんでいた様子で、」
「記念撮影をするためにデモ隊を強制的に追い出し、」
ということになってしまう。。。
えっ??
楽しむ、記念撮影、って何処から出て来たの?
。。。という感じなのです。
一介のミュージシャンがこの様なことを言うのはおかしいかも知れませんが、報道を盲信せず一度は疑う態度、そのような報道をする意図、を考えることは重要だと強く思わされました。
私にはクリスチャンとしての信条はあるのですが、何かの政治的信条を持っているわけでも、誰かの政治的な影響を受けたわけでもありません。
もう、恥ずかしいくらいのノンポリ具合です。
このブログ記事をお読みくださっている方は既に御存知のように、
影響を受けたのはクリスチャニティで、
その中身は聖書を読むことと祈ること、です。
聖書は日本語と英語、そして文語体の日本語で読んで内容を検証するようにしています。
旧約聖書・新約聖書は一度読了し、今も読み継けています。
聖書には歴史書としての側面、宗教書、経典としての側面、そして文学的な側面があり、どの面から視ても大変奥深く、汲めども尽きぬ魅力があり、永い歴史に耐えて来たものだけがもつ品格に満ち溢れている。。。と感じています。
大変長~く膨大ですが一貫して愛を、そして与えることを教え、説いている書物です。
トランプさんのツイッターに関心を持つのはアメリカがキリスト教の国だということ、歴史的にも日本とアメリカを切り離して考えることは出来ないということ、僅かのあいだですが旅行者では無く移民のような立場でアメリカの都市で暮らした自分の経験と、情報過多な時代だからこそひとつ以上の言語で、複数の国のニュースを読むことは判断力を鍛え、冷静さを保つのに役立ってくれるのでは無いか??
。。。などと感じたからです。
そして "日本国内で報道されていること" と、アメリカやその他の国で報道されていることとのズレ、ことにトランプ大統領のツイートや演説が著しく歪められて伝えられている、ということが非常。。。に気になったからなのです。
単純に
なぜ??その動機は??
と思うわけなのですネ。何にしても盲信は危険であり、受け身では無く
自分で求めて、自分で探して検証する
ということの重要性がますます高まっている。。。とも感じていたりします。
その様な理由からトランプ大統領のツイートを追っている、というわけでした。
冒頭に書いた演説の言葉では無いですが、
軽蔑では無く協力、そして人間が「生きる」ことを妨害し、
攻撃してくるものと共闘?をすることが出来たなら大変嬉しく、幸せに感じます。
鈴木祥子。